スポーツ放映権資料室

スポーツ放映権に関する情報をまとめた資料室です。 「放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ」の別館です。

本館「放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ」https://www.sportmediarights.tokyo/

日本国内
  • 権利者: スカパー
  • 期間: 2020-21シーズンから5年間 (2024-25シーズンまで)
  • 放映権料: 年間1,700万ユーロと推定
  • 備考: ABEMAにサブライセンス、BS松竹東急で録画放送


ドイツ
  • 権利者: Sky Deutschland、DAZN
  • 期間: 2021-22シーズンから4年間 (2024-25シーズンまで)
  • 放映権料: 年間11億ユーロ
  • 備考: Skyが年間200試合+コンフェレンツ(複数試合を同時視聴)、DAZNが年間106試合

※2025-26シーズンからの新契約
  • 権利者: Sky Deutschland、DAZN 
  • 期間: 2025-26シーズンから4年間 (2028-29シーズンまで)
  • 放映権料: 年間11.21億ユーロ
  • 備考: Skyが年間227試合、DAZNが79試合+コンフェレンツ

ブンデス、次期放映権を正式発表。年間11億ユーロに。 | 放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ

日本国内
  • 権利者: U-NEXT、DAZN
  • 期間: 2022-23シーズンから5年間 (2026-27シーズンまで)
  • 代理店: Mediapro
  • 備考: 2社による共同独占(co-exclusive)と発表されている

スペイン
  • 権利者: Movistar+、DAZN
  • 期間: 2023-24シーズンから5年間 (2027-28シーズンまで)
  • 放映権料: 総額49.5億ユーロ (1年あたり9.9億ユーロ)
  • 備考: Movistar+が年間205試合、DAZNが175試合の権利を獲得。DAZNはMovistar+に対してサブライセンスを提供している。

日本国内
  • 権利者:DAZN
  • 期間: 2024-25シーズンから3年間(推定)
  • 代理店: infront
  • 備考: 以前は非独占でSPOTV NOWも権利を保有していたが、今回DAZNは独占配信と発表

イタリア
  • 権利者: DAZN、Sky Italia
  • 期間: 2024-25シーズンから5年間 (2028-29シーズンまで)
  • 放映権料: 総額45億ユーロ (1年あたり9億ユーロ)
  • 備考: 毎節7試合をDAZNが独占、残り3試合を2社で共有
【速報】セリエA、次期放映権が決着。金額は微減。 | 放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ

日本国内
●プレミアリーグ
  • 権利者: U-NEXT
  • 契約期間: 2024-25シーズンから7年間(2030-31シーズンまで)
プレミアリーグはSPOTV NOWが2024-25シーズンまで放映権を獲得していたが、次期放映権の入札でU-NEXTに敗れたことに伴い、残り1年の権利を放棄した。
U-NEXTは2025-26シーズンから6年間の権利を落札したが、1年前倒しとなり7年契約となった。
SPOTV NOWの契約は3年間で総額8,000万ドル(1年あたり2,670万ドル)と推定されている。

●FAカップ
今回の入札はFAカップ(およびコミュニティシールド)とセットで実施されたため、U-NEXTはこれらの放映権もあわせて獲得した。
【速報】U-NEXT、プレミア&FA杯を獲得。7年契約。 | 放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ


イギリス
●プレミアリーグ
  • 権利者: Sky Sports、TNT Sports、Amazon
  • 契約期間: 2022-23シーズンから3年間 (2024-25シーズンまで)
  • 放映権料: 3社合計で51億ポンド (1年あたり17億ポンド)
  • 備考: シーズン全380試合のうち、生中継されるのは200試合 (Sky128、TNT52、Amazon20)

※2025-26シーズンからの新契約
  • 権利者: Sky Sports、TNT Sports
  • 契約期間: 2025-26シーズンから4年間 (2028-29シーズンまで)
  • 放映権料: 2社合計で67億ポンド (1年あたり16.75億ポンド)
  • 備考: シーズン全380試合のうち、生中継されるのは270試合 (Sky218、TNT52)

FAカップは、2024-25シーズンまでBBCとITVが放映権を保有。
2025-26シーズンからTNT Sports(旧BT Sport)が獲得。4年契約で放映権料は年間6,600万ポンドと推定。英TNT Sports、FA杯の放映権を奪還。 | 放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ

MLBが海外に販売している放映権については、全球団一括管理であり、収入は各球団に均等に分配される。
そのため、NHKや民放局はドジャースに直接支払っているのではない。

放映権料は公表されてないが、関西大学・宮本勝浩名誉教授が試算した「大谷翔平選手の経済効果」では年間125億円(NHKのみ)となっており、この数字が独り歩きしている。

大谷選手の経済効果、5月の試算から300億円増加。 | 放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ


他の記事では年間6,400万ドル(NHK以外も含む)としているものもある。

日本のMLB放映権料に新説。 | 放映権事情を妄想しながらスポーツ中継を楽しむ

NHKが赤字に転落したことを絡める言及も散見されるが、赤字の主要因は「受信料の値下げ」である。

NHK、34年ぶり赤字決算 136億円、受信料引き下げで:時事ドットコム

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